徳島刑務所の暴行事件

写真上は徳島刑務所を退出する民主党調査団にコメントを求めるマスコミの取材陣。
写真下は立ち寄った藍住町歴史館・藍の館の庭に育てられている「たで藍」。
2007年11月、徳島刑務所で刑務官に対して受刑者による暴行事件が発生した。その背景には医務官と受刑者との間のトラブルがあるのではないかとか、暴力団の示威行動があるのではないかとか取りざたされている。
そこで民主党法務部門会議として徳島刑務所に出向き実情調査をすることになったので、参加した。
暴行事件についての刑務所側の調査によれば、受刑者の間で巧妙な連絡手段が取られていたとのこと。その方法として、工場と工場との間の行き来があったこと、居住部門の上階から窓ごしに下階に糸を垂らして密書のやりとりがあったことなど、さまざまな驚くべき事実が明らかになった。
ただし、医務官の受刑者に対する不適切な対応は指摘されるものの、医療行為そのものに関する決定的な不法行為については判明していない。今のところ法務省矯正局が外部医師に対してカルテ調査を依頼した結果により判断するしかないが、詳細な分析ができるかどうかが鍵のようだ。
昨年の暴行事件は刑務官が大量に定年退職したことも原因となっているとみられている。そこで、急きょ定年退職者の再雇用を行うなどの対応がとられている。徳島刑務所は長期刑の受刑者が多く刑務所としての難易度の高いことを考えれば、団塊の世代の大量退職が事件の引き金になったことは考慮すべき事項であろう。
June 17, 2008
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